今は住んでいないが生まれ育った自治体に恩返しがしたい。そのような気持ちから2008年に生まれたのが、ふるさと納税制度です。
2018年には返礼品について国からの指導があり、是正が行われました。ですが、今もなお、その返礼品には魅力的なものがたくさんあります。
今回は、福井県越前市に注目し、越前市や、越前市の返礼品についてご説明いたします。
見たい場所へジャンプ
市の紹介
県のほぼ中央に位置する福井県越前市は、3万世帯、8万3千人が暮らす自治体です。北側には丹生郡越前町、南側には南条郡南越前町という越前という名前がついた自治体が3つ連なるエリアを形成しています。
夏場は高温多湿な気候ですが、冬場には降雪量が1mを超す気候が特徴です。鎌倉時代より越前和紙が定着していたり、鎌などの越前打刃物でも有名です。
また、日本を代表する絵本作家のかこさとし氏やいわさきちひろ氏は越前市出身です。
市がおすすめする人気の特産品・返礼品
福井県越前市にふるさと納税した場合にいただける返礼品は多岐にわたります。ここでは、金額ごとでおすすめの返礼品をご紹介します。
いわさきちひろ関連グッズ
寄付金額11,000円
日本を代表する絵本画家であるいわさきちひろ氏は越前市生まれです。彼女の作品が描かれた人気グッズ8点セットが返礼品に登場。こちらは11,000円の返礼品となります。
越前市産新米こしひかり20kg×6か月
寄付金額216,000円
米の産地としても人気のある越前市ですが、そこで育ったこしひかりが返礼品として登場しています。市内には日野川が流れており、雪解け水が豊富な綺麗な水環境で育った美味しいと人気のお米です。
越前打刃物最高級蕎麦切包丁
寄付金額795,000円
越前市の返礼品で一番高価なものは、700年の歴史を持つ越前打刃物の最高級蕎麦切包丁です。寄付金額は795,000円とかなりの高額。伝統工芸士・加茂詞朗が世に放つ会心の作であり、この包丁を握る誰もが、そばを一度は切りたくなるというそんな逸品です。
ふるさと応援寄付金の使い道
福井県越前市に納められたふるさと応援寄付金は、『元気な自立都市 越前』の実現に向け使われることになっています。これは、越前市の将来像をイメージしたもので、平成19年に策定された「越前市総合計画」に掲げられたまちづくりの5本柱にそって計画されたものです。
その5つの事業から、ふるさと納税を行った人が選んで納税することが出来るようになっています。これらの事業は『元気な作業づくりのための事業』・『元気な人づくりのための事業』・『快適で住みよいまちづくりのための事業』・『安全で安心なまちづくりのための事業』・『市民が主役のまちづくりのための事業』という内容になっています。
これらの事業推進のための予算として寄付金は使われていくのです。