近年、知る人ぞ知るふるさと納税が話題となっています。ふるさと納税とは地方自治体に寄付金を納めることで税金の控除だけでなく、寄付金を納めた地域から返礼品として地域の特産品などがもらえる制度です。今回は宮城県仙台市におけるふるさと納税について紹介します。
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市の紹介
宮城県仙台市は県内中部に位置し、「杜の都」と呼ばれるような自然にあふれた東北最大の都市です。
夏には「仙台七夕まつり」、冬には「Sendai光のページェント」などのイベントが開催され、県内だけでなく他県からも多くの観光客が訪れます。
仙台市はプロスポーツチームである東北楽天ゴールデンイーグルスやベガルタ仙台、仙台89ersなどの本拠地が1つの市内に集約されており、3つのプロスポーツチームの本拠地が1つの市内にあるのは国内でも珍しいです。
市がおすすめする人気の特産品・返礼品
宮城県仙台市の返礼品には数多くの品がありますが、ふるさと納税で特におすすめする人気の特産品や返礼品は以下の通りです。
笹かま
寄付金額10,000円
牛タンと並ぶ宮城県仙台市の名産品が笹かまです。返礼品である笹かまは最低金額の1万円から選ぶことができますが、様々な種類の笹かまがあり、中には高級魚を使用した笹かまもあります。
牛タン
寄付金額10,000円~100,000円
宮城県仙台市の名産品として有名な牛タンはおすすめの品の1つです。金額としては最低金額の1万円から10万円まであり、金額が高くなればなるほど上質な牛タンとなっています。牛タンが好きな方には最低金額の1万円からでもお礼としてもらえますので、初めての方にもおすすめです。
仙台七夕花火祭桟敷席観覧付き1泊2日パッケージツアー
寄付金額1,000,000円
仙台七夕祭を桟敷席で観覧できる豪華なツアーです。ツアーはホテルやJRチケット付きのペアでのご利用となっており、100万円以上の寄付が必要になります。七夕が開催される期間限定の返礼品となっており、仙台七夕祭を訪れてみたい方には興味の湧く内容かもしれません。
ふるさと応援寄付金の使い道
ふるさと応援寄付金の使い道は様々ですが、宮城県仙台市では主に3つの使い方をされています。
第一に未だ傷の癒えない東日本大震災の復興や防災などの費用です。2011年に起きた震災の影響は甚大で、復興や今後の防災には多額の費用が必要になります。
第二に社会福祉や子育て支援です。日本全体で少子高齢化が進んでおり、仙台市も例外ではありません。社会福祉制度を充実させることで市民が住みやすい町にするための費用となっています。
最後に「杜の都」と呼ばれるだけの自然保全です。仙台市の街並みにある緑豊かな街路樹を維持するためにはコストがかかります。
この他にもふるさと応援寄付金は仙台市と仙台市民のために使われています。